自分すべてを受けとめてくれる、そんな幸せ。

まるで彼らふたり、そのままのような気がして、涙ぐむ春の休暇。

 

お久しぶりでごじゃいます。

毎年4月には”めでたき日”が繋がってやってきまして....トンバン日本デビューと、そして自分のおったんじょうびっ!!いやいやまいったねぐうぜんなんだけどねまじで。これもご縁に違いないと勝手にむりやり赤い糸を結び付けようとしてましたが(笑)5人が日本で活動始めて13年。デビュー曲は"Stay With Me Tonight"ですが、HUGのね、来日記念盤ってゆうのがあったんです。HUGをInternational Ver.とかRadio ver.なんかで収録してるDVD付きのCDでした。でも日本で彼らを知らない人がジャケットだけ観たら、いったいなんのグループかわからないようなデザインだったです。(´・_・`)とほほ よくあそこから紅白まで行けたなあと今さらながら、彼ら5人の努力と日本の当時がんばったスタッフさんのパワーに感動しますねい。

 

自分はもともと5人のコーラスに感動してファンになったのですが、気がついたらひとりひとりの他に例のないほどの濃いキャラクター(笑)にどっぷり惚れこんでいました。日本と違ってファンが拡散する情報量と、本人たちとファンの距離の近さにもよるのでしょうけれど、まるで誰かがそのために彼らを作ったんじゃないかと想えるほどに5人はあまりにもできすぎた家族構成だったです。細かいことは気にしないおとーさん、家族を愛し家事をやりこなすおかーさん、穏やかでめんどうみのいい長男、自由人で明るい次男、そしてみんなに甘やかされる末っ子。これ絶対、近所にいるよね、友達の家族にいるよねっていう5人。おとーさんと次男、おかーさんと長男がそれぞれ似ていて、末っ子ひとりがクールに観察してるところなんかまるでマンガでしたwww「おもしろすぎるこの人たち!」って5人を追いかけるなかで本当に楽しかったです。

 

そしてもうやっぱり、これもまさに「誰か作ったでしょ」っていうほどのキャラ設定みたいなユノさんとジェジュンさんの関係。ユンジェという存在。きっとそれまでも、これからもこんなに深くて、切なくて、そして強い関係を持つふたりっていないんじゃないかと想ってます。先日国営放送の歴史番組で、文章が少しだけ紹介された川端康成の作品「少年」。そのなかで「自分の全てが彼に肯定されるという安心感」「私はこの愛に温められ、清められ、救われた」という言葉。さすが文豪ーー.....!(ノ_・。) 特別であるようで実はとても普遍的な愛の歓びが表現されてると想います。そして自分はこれがユンジェふたりの関係の始まりと、いちばん奥深くで繋がってる感情なんじゃないかと想うのですよねえ。

ユノさんとじぇーさん、育った地域も環境も全く違います。ソウルでトレーニング生となった頃にはすでに背負ってる「過去」が全く違うことが、当時の写真を観てもわかりますよね。厳しい父親に育てられながらもどこか天然で、純粋で、子供みたいにいつも真っ直ぐに生きようとするユノさん。おおらかで優しい性格なため、自分が損をしても誰かを助けようとするところもあったり。そしてじぇーさんは家庭というなかにありながらも孤独を抱え込むような、周りとの違和感やほんとうの自分を見つけて生きたいと渇望しているような大きな目をしていました。自分はじぇーさんが”歌手になりたくて”ソウルに飛び出したというエピソードの裏には、もっと閉じ込められた理由があるんじゃないかと思っていますが、本当のところはわかりません。

そんなふたりが出逢うことすらデキスギたドラマになるんですけども、これが本当に出逢ってしまうんですねwww それも出逢ってそれっきりにならずに、なぜかそんな正反対のようなふたりが本当に仲良くなって、殴り合いの大ゲンカをしながらもずううっとずううっと一緒に歩いて行くことになる.....。

本当に勝手な解釈なのですが、さきほどの川端康成の文章はこんな当時のユンジェふたりの感情がそのまま当てはまるような気がしてならないのです。ユノさんはじぇーさんの謳う声が大好きです。あのMIROTICのアルバムでいちばん好きな曲は「忘れられた季節」、じぇーさんのソロ曲であり(おいいいのかリダとしてっとツッコミいれたくなった自分でしたww)、収録で謳いだしたときも目を閉じて本当に聴き惚れているようでした。それに普段のハスキーな声も可愛いと言い、お人形みたいに綺麗だと誉めています。トレーニング生の頃は生活態度でずいぶんもめたこともあったようですが、それでもユノさんはじぇーさんから離れることなく、むしろそんなじぇーさんを守るようにそばにいたのですよねい。それってなんなのだろう。きっとそれはただ、シンプルにユノさんがジェジュンさんを好きだったから。あんなとこあるんだよなーこうゆうことしちゃうんだよなあと想いながらも、でもやっぱり「それがジェジュンなんだよな」って全て肯定できたのだろうなと。「ジェジュンって優しいね」って、ふたりで狭いアパートの部屋で寝泊まりして笑いながら、ユノさんのプラスな言葉だけで存在していたジェジュンさんだったのだろうと想うんです。

そしてジェジュンさんもユノさんを全て肯定していたひとだったはずです。ユノさんの家庭は躾や礼儀に厳しく、特に「男は男らしく」「長男としての責任」「常に他人のためのリーダーでいること」を教育されてきたようでした。でも数年前のインタビューでは「自分は本当は先頭に立って大勢を引っ張ることはしたくなかった」(学校の生徒会長とか責任者とか)とユノさんが言っていました。きっとそうするように常に叩き込まれて、素直すぎるくらいに素直だったユノさんはその言葉にずっと縛り付けられていたのかもしれません。そんなユノさんの本当の内面をそっくり受け止めてくれたのがジェジュンさんだったのだろうと。「ウリユノは可愛いんです」って、他の3人がどんだけ「ええ~?( *;`ω´)?」って表情しても(笑)、本当に愛しそうに笑ってたジェジュンさん。ユノさんが自分のベッド周りにファンからもらったぬいぐるみをいっぱい並べて埋まるようにして眠ること、じぇーさんが「ユノヤ~」と食べ物を手にとって差し出すと、子供みたいに「あ~ん」ってくちを開けていること....自分が育った家のなかでは否定されてきたことだったような気がします。

「そのままでいいんだよ」「だって僕はそんなきみが好きだから」それまで否定されてきただろう自分の生き方や内面、本当の感情をそのまま受けとめて愛してくれるその安らぎは、どれだけの変え難い救いになったかと想います。そして自分が過ごしてきた日々も否定されることなく理解しようとしてくれる。自分は”今ここにいる自分のままでいいんだ”と思えればもっとすべてから自由になれるんですよね。自分にかぶさっていた過去や、他人に話したくない日々、本当は抗いたかった押し付けの理想像.....そういったものが今の自分に繋がっているんだとしても、ただここにいる自分のままを愛してくれるひとがいる満ち足りた気持ちのなかにいる幸せ....だからユンジェはいつもお互いを見つめるときにあんなに愛しそうに視線を合わせていたのでしょうねい。

 

今、成長して、それぞれの仕事にがんばってるユンジェふたりがどんな関係になっているのかは(怪しい言い方ww)ふたりだけが知っているわけで。ただその形はどうであれ、ふたりは生涯に二度とは巡り合えないほどの「お互いの完璧な理解者」に違いありません。

どこの神様がユンジェふたりを出逢わせたかは知らぬところですが、なんて最高の出逢いを作ったのだろうと絶賛させていただきますよお!えらいっ!( •̀ㅂ•́ )و✧

 

「ふおほっっほっほっ♡ ほめられちゃったな」←どなたww